超音波検査

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院長は救急病院などに勤務していた経験を活かし、急性腹症(腹痛など)などでも超音波検査(エコー)を用い正確な診断を心がけています。
超音波検査は前処置などなくすぐにその場で検査ができ、リアルタイムに検査内容が確認可能な上、患者様の検査における負担がほとんどありません。医師・患者様双方にとって、非常にやりやすく、得られる情報量の多い検査です。

超音波検査(エコー検査)

腹部超音波検査では、肝臓、胆管・胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓など臓器を対象として検査を行っています。
脂肪肝、慢性肝疾患、肝細胞癌等の肝腫瘍、胆嚢結石、総胆管結石、胆嚢腫瘍、胆管癌、膵癌等の膵腫瘍、脾腫、脾腫瘍、腎結石、腎腫瘍、水腎症、副腎腫瘍、腹水などの診断に有用です。
院長は超音波機器(エコー機器)を用いた各種治療に長く携わってきており、肝細胞癌の治療であるRFA(ラジオ波焼灼療法)、PEIT(経皮的エタノール注入療法)はあわせて300例近く実施しています。

また緊急性の高い急性疾患である胆のう炎や胆管炎に対してPTCD(経皮経肝胆管ドレナージ)、PTGBD(経皮経肝胆嚢ドレナージ)は500例近く実施しております。救急病院の勤務医時代は腹腔内の膿瘍ドレナージも担当。これらの豊富な急性腹症診断の経験に基づく技術をクリニックでの治療に活かしています。

甲状腺超音波検査(甲状腺エコー検査)

甲状腺超音波検査では、甲状腺腫、慢性甲状腺炎(橋本病)、バセドウ病、甲状腺腫瘍、甲状腺癌などの診断を行います。
院長は放射線科に勤めているあいだ、甲状腺のアイソトープ治療、エコーガイド下生検などを多数経験。当院においては原則的にホルモン検査とエコー診断までを行い、吸引細胞診を要する場合は専門病院(またはクリニック)を紹介いたします。

頚動脈超音波検査(頚動脈エコー検査)

頸動脈エコー検査は、動脈硬化の進行具合を知るのに非常に有効な検査です。
頚動脈の内膜中膜層の厚さ(IMT)を主に観察することにより、動脈硬化性プラークの存在と程度を判定し、頚動脈の動脈硬化を診断します。
この頚動脈超音波検査と動脈硬化検査(ABIおよびPWV)、年齢、他疾患の有無をみて、コレステロールの薬の種類と投与量などを慎重に決定します。