遠絡療法(遠絡統合療法)は、痛みやしびれなどの症状がある部位に直接は触れず、遠く離れた部位を刺激して、生命体の流れ(ライフフロー)を整え、症状を改善する治療法です。
体内には、血液、リンパ液、ホルモン、イオン、神経伝達物質や、それらを運ぶエネルギーの流れである「生体の流れ(ライフフロー)」が存在します。
これらが滞りなく循環していることによって、生命は維持されています。
この流れの道筋を、遠絡医学では「ライン」と呼びますが、「経絡」という名前で聞き覚えがある方もおられるかもしれません。
「ライン」には、それぞれ体内のライフフローに影響を与えている範囲があり、遠絡療法は、目的部分の流れの滞りや詰まりを元に戻し、原因部位を改善させていく治療です。
たとえば、脳や脊髄などの中枢部分に原因があった場合、そこをコントロールしている流れを改善することで、手足などの末梢部分に現れている症状の改善が期待できます。
専門のソフトレーザーや、木製の棒で治療ポイントに押圧刺激を加えます。
服薬や、手術などは行いません。